示談解決も多い

医療事故で示談が増えているらしい

医療過誤や医療事故などによる医療訴訟は件数が増加しています。 最近10年ほどでは横ばいか減少傾向にありますが、年間700件から900件の医療訴訟が起こされています。 医療事故の件数自体は増えており、それなのに訴訟自体が減っているのには理由があります。 これは病院側との示談が成立し、医療訴訟まで発展しないケースが増えていることが原因と考えられています。 医療訴訟を起こすには裁判の期間が数年かかります。 以前は一審だけで4年から5年かかっていましたが、最近は裁判の迅速化が定められて平均審理期間が2年から3年へと短縮されています。 それでも数年の公判を維持するためにかかる費用は数百万円になります。 患者の精神的負担も大きいことから、多くの場合まずは示談交渉から始まります。

どんな方法があるか知ろう

示談交渉を行うには弁護士に依頼する必要があります。 専門的な医学の知識や法律の知識が必要なため、医療訴訟専門の弁護士を探すのがいいでしょう。 医療訴訟専門の弁護士事務所であれば、協力医師がいて医学的な見地からアドバイスをもらえることが多いです。 病院側に過失があることがはっきりしたら、訴訟を起こす前に示談交渉を行います。 示談交渉で医師に説明を求め、事実関係が明らかにすることもできます。 示談交渉のメリットは短期間で決着することです。 裁判になれば数年かかってしまいますが、示談ですめばすぐに解決することができて患者側の精神的な負担も経済的な負担も少なくてすみます。 示談で解決しなくても裁判にいくまでには調停という方法もあります。 どの方法であれば一番負担が少なくメリットが多いのか、弁護士としっかり話し合って決めることが重要です。